to_datetime関数の基本的な使い方
Pandasのto_datetime
関数は、文字列や数値などの日付/時間を表すデータを、PandasのTimestamp
オブジェクトに変換するための関数です。以下に基本的な使い方を示します。
import pandas as pd
# 文字列からTimestampへの変換
date_str = '2024-03-11'
date_ts = pd.to_datetime(date_str)
print(date_ts)
このコードを実行すると、2024-03-11
という文字列がTimestamp
オブジェクトに変換され、その結果が表示されます。
また、to_datetime
関数は、リストやシリーズなどの複数のデータを一度に変換することも可能です。
date_list = ['2024-03-11', '2024-03-12', '2024-03-13']
date_ts_list = pd.to_datetime(date_list)
print(date_ts_list)
このコードを実行すると、date_list
の各要素がTimestamp
オブジェクトに変換され、その結果が表示されます。
以上が、Pandasのto_datetime
関数の基本的な使い方です。次のセクションでは、UNIX時間からの変換について説明します。
UNIX時間からの変換
UNIX時間は、1970年1月1日00:00:00 UTCからの経過秒数を表す数値です。Pandasのto_datetime
関数を使うと、このUNIX時間をTimestamp
オブジェクトに変換することができます。以下にその方法を示します。
import pandas as pd
# UNIX時間からTimestampへの変換
unix_time = 1615862400
date_ts = pd.to_datetime(unix_time, unit='s')
print(date_ts)
このコードを実行すると、1615862400
というUNIX時間がTimestamp
オブジェクトに変換され、その結果が表示されます。
また、to_datetime
関数は、リストやシリーズなどの複数のUNIX時間を一度に変換することも可能です。
unix_time_list = [1615862400, 1615948800, 1616035200]
date_ts_list = pd.to_datetime(unix_time_list, unit='s')
print(date_ts_list)
このコードを実行すると、unix_time_list
の各要素がTimestamp
オブジェクトに変換され、その結果が表示されます。
以上が、Pandasのto_datetime
関数を使ったUNIX時間からの変換方法です。次のセクションでは、日付データを秒数に変換する方法について説明します。
日付データを秒数に変換する方法
PandasのTimestamp
オブジェクトは、日付データを秒数(UNIX時間)に変換することも可能です。以下にその方法を示します。
import pandas as pd
# TimestampからUNIX時間への変換
date_ts = pd.Timestamp('2024-03-11')
unix_time = date_ts.value // 10**9
print(unix_time)
このコードを実行すると、2024-03-11
という日付データがUNIX時間に変換され、その結果が表示されます。
また、Timestamp
オブジェクトのリストやシリーズなどの複数の日付データを一度に秒数に変換することも可能です。
date_ts_list = pd.to_datetime(['2024-03-11', '2024-03-12', '2024-03-13'])
unix_time_list = date_ts_list.view('int64') // 10**9
print(unix_time_list)
このコードを実行すると、date_ts_list
の各要素がUNIX時間に変換され、その結果が表示されます。
以上が、PandasのTimestamp
オブジェクトを使った日付データを秒数に変換する方法です。次のセクションでは、これらの知識をまとめて、実際のデータ分析にどのように応用できるかについて説明します。
まとめ
この記事では、Pandasのto_datetime
関数と日付データを秒数に変換する方法について説明しました。
まず、to_datetime
関数の基本的な使い方について学びました。この関数は、文字列や数値などの日付/時間を表すデータを、PandasのTimestamp
オブジェクトに変換するための関数です。
次に、UNIX時間からの変換方法について学びました。UNIX時間は、1970年1月1日00:00:00 UTCからの経過秒数を表す数値で、to_datetime
関数を使うと、このUNIX時間をTimestamp
オブジェクトに変換することができます。
最後に、日付データを秒数に変換する方法について学びました。PandasのTimestamp
オブジェクトは、日付データを秒数(UNIX時間)に変換することも可能です。
これらの知識を活用することで、日付や時間に関するデータ分析がより容易になります。特に、時間の経過に伴う変化を分析する際や、時間帯による差異を調査する際に役立ちます。
以上が、Pandasのto_datetime
関数と日付データを秒数に変換する方法についてのまとめです。これらの知識を活用して、日付や時間に関するデータ分析を進めてみてください。それでは、Happy Data Analyzing! 🐼